健康診断や病院で運動をして下さいと言われたりしませんか?運動が大切と聞いてもどんな運動をすればいいか漠然として始めていない人が多いのではないでしょうか?今回はすぐに始められる運動として歩行を紹介したいと思います。
歩行の効果
日頃歩く事で体力や筋力を向上させる以外にも歩行には、
①体脂肪率の減少
②血圧の安定、血糖値を下げる
③生活習慣病の予防(心疾患・脳卒中の予防)
④認知機能低下の予防
⑤ストレス解消・うつ病予防
に効果があり、体に様々な良い影響を与えてくれます。
歩行のチェック項目
①常に目線が下を向いていませんか?
→前を向く事で背中が伸ばしやすくなります。
②背中は猫背になっていませんか?
→背中を伸ばす事で、足が上がり躓きにくくなります。
③背中が反り、お腹が前に突き出ていませんか?
→背中が反ると腰痛の原因になります。
④腕は振れていますか?
→腕を振ると体幹が安定し歩幅が広くなります。
⑤膝は曲がっていませんか?
→膝を曲げて歩くと腰も同時に曲がってしまいます。
⑥膝と足先はまっすぐ進行方向をむいていますか?
→内また・外またになると前へ進む力が弱くなります。
⑦かかとから接地していますか?
→かかとから接地すると腰と膝が伸びてきます。
歩行に恐怖心がある方や疲れやすい方は、無理なく杖やシルバーカーを使用して下さい。歩行が難しい方は、寝たまま過ごすのではなく座って過ごす。座ったままの時は立つ運動を意識してやってみましょう。 今の自分の状態にあった運動を始めてみませんか?